吉持製作所
ヘラ絞り
吉持製作所
〒544−0005 大阪市生野区中川 2−16−14
TEL 06-6751-5147
FAX 06-4305-7614
Email farao@yosimoti.com
割型をバラした状態です。型がこのように6つの部品に
分かれるようになっています。それぞれの形は違っています。
板金加工という製造方法の中でこのような分割する型を使用する
加工方法は他にはないのではないでしょうか?
心棒に組み込んだ状態です。ネジは左ネジになっておりますので、
回転中に飛ぶということはありません。
形のちがいが良く分かっていただけますか?
素材をセットして、これから加工が始まります。
素材を押しているのはアテ板と呼ばれ、木やベークライトという
プラスチックが使われます。
この製品は、口の所を折り返して二重にするので全体の長さを
絞りながら調整します。職人技ですよね。?
二重にする所の素材の厚みをあまり、
薄くすると次の工程には進めません。
口の所をしぼり込む時は、速度を成形時の約半分におとして
加工をやりやすくいたします。素材の端を立てるようにしてそれを、
折り返すような形にします。二重にすることにより口の強度が
増すとともに、製品としてのグレードを高める効果もあります。
素材を立てた状態で次に折り返しの長さを調整するために
余分な部分を手バイトという刃物で切り落とします。
それから木の棒により折り返し部を本体と密着させ仕上げます。
折り返した所を、軽く刃物で切削をしフタとの気密性をたかめます。
切り過ぎると、せっかく二重にした部分が分離してしまいます。
加工が終わると締め付け部をゆるめて心棒から抜きます。
ネジ部が見えますが、左上部に見える部品の中に
しっかりホールドされていたのです。
抜いた型を上から見たところです。
端の部分なんか、部材の薄いのがお分かりでしょうか?
再び型を組み直している所です。
今、この割型を作れる職人も極わずかです。
次の世代への伝承が重要な課題だと思います。
組み直すのにも順番があります。
手早く、リズミカルに組み直してゆきます。
出来上がった製品の晴れ姿
左の素材が右のような製品になりました。
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